ごあいさつ                                 

  

私は元小学校教師です。そして今でも現場に戻りたいと思うほど、子どもが大好きです。

 

学級担任という仕事は、子どもの気持ちとつながることができれば、何にも代えがたいとても幸せな仕事です。教室は笑顔の絶えない幸せな空間に包まれ、生きる喜びや幸せの原点がそこにはあります。いろいろな問題は起こるものの、一つ一つ解決していくことで子どもの成長が確かなものとなり、希望を胸に子どもたちは巣立っていくのです。私は今でもこの仕事と、出会えた子どもたちを誇りに思っています。 

 

しかしながら今、義務教育現場では様々な歪みが生じています。子ども同士、親同士、家庭と学校…あらゆるところで対立が生じ、根が深いものも少なくありません。学級崩壊、小1プロブレム、教師のうつ病…そんな言葉が当たり前に聞かれるようになりました。子育てに悩む親が増え、親も子も「自己肯定感」があまりにも失われている社会です。このような状況を小学校現場で目の当たりにしてきた私は、義務教育につなげる新しい「保育のカタチ」を実現すべく保育園を立ち上げる決意をしました。

 

  赤ちゃんが生まれた時は生きる喜びがあふれ、幸せな空間に包まれます。同時に親としての責任を自覚し、自分の在り方を見つめなおすとても大切な時期です。子どもも親も家族として新たなスタートを切るこの時こそ、幸せな家庭の基盤を築いていくお手伝いがしたい!私はそう思うのです。

 

  「いちばん星保育園」はどんな時でも幸せを営む家庭の応援者でありたいと考えています。

 

愛・正義・努力・友情・感謝・勇気・思いやり・・・複雑な世の中だからこそ、私はいつの時代でも変わらない美しく普遍的な価値を大切にしています。これらの感性を子どもにも家庭にも育めるようていねいに支援していきます。子ども・家庭・職員・地域…すべての人を尊重し、ともに美しい言葉をかけ合えるような、幸せ溢れる園創りに全力を注ぎます。そのような中で子どもも大人も自尊心が育まれ、希望をもって強く歩んでいけるのだと信じています。人生における困難や矛盾にぶつかっても「美しいもの」を信じ求めていけば、答えは自ずとわかりブレずに進むことができることでしょう。

 

人は誰もが輝く「いちばん星」(自身のよさ)をもっています。自分自身に誇りをもち、誰もがキラキラと幸せに輝く存在になるために「いちばん星保育園」は全力で社会に貢献してまいります。

 みなさまのご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。                                                                                                                                          平成30年 11月 一般社団法人いちばん星プロジェクト                                

                                                                                                                               代表理事  秋山 達郎